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スマートファクトリーを探して <4> パナシア
登録日
2018-04-17
ヒット
1132
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スマートファクトリーを探して <4> パナシア

自動化工程を見た本船主は無条件発注… 『当社の工場の最高のマーケティング担当者』


- バラスト水処理装置生産会社 

- ガラス成形・接合などのロボット導入 

- 制作過程がすべてデータとして残る 

- 中核部品の不良率が85%減少 

- 品質改善によりコスト競争力を確保 

 

-  ICT管制システムの実装計画も

 

2015年に英国のロールスロイスの工場を見学していたパナシアの李樹泰(63)代表は「ぽん」と膝を打った。家のように大きな機械3台を1人で扱っていた。その1人も機械を管理する役割をするだけで、仕事は全て機械が担当した。各機械はモノのインターネット(IoT)に接続されて自動的に働いた。工場内の温度が高くなるとエアコンを作動して温度を下げるなど、すべてが自動化された。スマートファクトリーを初めて見た李代表は、その足で本人が設立した造船資機材会社パナシアでのスマートファクトリーの推進を開始した。

 

パナシアの従業員が11日、釜山江西区の本社で紫外線(UV)ランプを作っているスマートロボットを見守っている。造船資機材会社パナシアは、2015年からスマートファクトリーの可能性を見てロボット、ビッグデータ、モノのインターネットなどを導入している。

 

 

李代表は、「その時にスマートファクトリーを初めて見て本当にびっくりした。その後、日本のあるビール工場でも似たような光景を目撃した。原材料を加工してビールを作って梱包まで経てトラックに載せるのに、人が一人もいなかった」と回想した。李代表は、1989年10月にバラスト水処理装置を製造する造船資機材会社であるパナシアを設立した。創立29年目を迎えたパナシアは、独自の技術で船舶用硫黄酸化物低減装置スクラバーを開発し納入中でもある。スクラバーは、海水を利用して船舶から出る汚染された空気中の硫黄酸化物を浄化する。 

 

■一日80個から300個に 

 


去る11日、釜山江西区パナシア本社。ロボットが薄く透明なガラス管を掴んで移動させた。ガラス管にはまた別のロボットが持ってきたフィラメントが付けられた。スマート工程を導入する前は、人がガラスの成形・接合・熱処理等を手で直接行ったが、今ではすべての行程がスマート工程で行われる。パナシアは、釜山テクノパークと韓国産業団地公団釜山本部などの支援によってスマート工程を導入した。

 

パナシアは、スマートファクトリーを活用してバラスト水処理装置で殺菌の役割を果たす紫外線(UV)ランプを生産している。UVランプは、バラスト水処理装置の主要な部品である。パナシアのバラスト水処理装置は、2段階に分けてバラスト水内の海洋有機物を死滅させる。まず、フィルターで水中の粒子50マイクロメートル(㎛)以上をろ過させる。続いて、紫外線殺菌機能のUVランプで細菌などの海洋有機物をきれいに取り除き、バラスト水を海に排出する。

 

スマート工程により7人の熟練した職人が一日に80本生産していたUVランプは、現在300個にまで増えた。ランプの製作過程がすべてデータとして残っており、不良率も85%も減少した。パナシアはスマート工場の導入によって生産性を向上させ、品質改善によって製造コスト競争力を確保した。李代表は「スマート工場を導入するといって従業員の数が減るのではない。私たちは以前もUVランプ工程に投入される従業員が7人だったが、今も7人だ」とし、「また、昔も自動化設備があったが、スマートファクトリーにおける自動化は意味が違う。機械が動きながらデータを蓄積してディープランニングしながら生産性を向上させるのがスマートファクトリーだ」と強調した。

 

■スマートファクトリが答えである

 

パナシアは今年から2年間、釜山大学電気コンピュータ工学部の柳教授チームと「情報通信技術(ICT)を活用したUVランプ生産現場の環境データ収集およびランプの寿命予測」というテーマで共同研究を進めている。まず、UVランプの製造工程に設置されたセンサー、UVランプ運用センサーなどを活用して資料を収集する。製品がどのように生産されて利用されるのかに従って、期待寿命がどのくらいになるのかを調べるものである。これにより、製品の生産性などを向上させ、より良い製品を生産することができるものと期待される。

 

スマートファクトリーは、共同研究の他にもKTとの5Gの組み合わせも進めている。パナシアは、衛星海上管制システム(PAN-MSCS)を介して船舶に設置されたパナシア製品のデータを収集してモニタリングし、問題発生時にリアルタイムで診断して解決策を探すICT基盤管制システムを実装する予定である。船舶内に設置されたパナシアの造船資機材のセンサーから出た信号は、人口衛星を通してパナシアまで伝達されるのである。パナシアは、これを5G技術で作る計画だ。

 

スマート工場がもたらした新しい世界に、パナシアの従業員は親指を立てて喜んだ。船主などの海外のバイヤーがパナシアの工場でロボットアームなどの主要工程を見ていくと、無条件発注につながるというのである。生産過程で蓄積されたデータも、バイヤーにとって無視できない利点である。

 

李代表は、「スマートファクトリが最高の営業社員であり、マーケティング担当者である。さらに、これを見た地域の人材がパナシアに集まってくる。今後も30億ウォン程度を追加投入して、スマート工場を高度化させる予定である」と述べた。

ソ・スンヨン選任記者